本記事では、
「アジングを始めてみたいけど、何から始めたらいいかわからない…」
という方向けに、「アジングの道具選び」 今回はリールにフォーカスをして記載してきます。
それではいきましょう！
アジングのリールについて
アジング入門講座（道具編）でも記載していますが、リールには番手があり、500番から2500番までのものを使用します。
アジングと言えど、狙い方や狙う場所は様々で、それぞれ専門性を持っています。
道具編ではありますが、簡単に代表的な釣り方についても説明をしておきます。
- ジグヘッドリグ
オモリのついた針（ジグヘッド）にビニール製のルアー（ワーム）を装着したもの。
アジングでは一番ベーシックな釣り方です。
- メタルジグ
小魚を模した金属製のルアー。
ジグヘッドリグと比較して遠投が可能で、沖のアジを狙うことができます。
比較的大型のアジを狙う場合に使用されることが多いです。
- キャロライナリグ/スプリットショットリグ
ジグヘッドとは別にオモリを結束して遠投力を上げる仕掛け。
遠くにアジがいる場合や深いエリアなどで使用されます。
- フロートリグ
飛ばしウキとジグヘッドを融合させた仕掛け。
遠くにアジがいる場合や遠浅のエリアなどで使用されます。
次項から、リールの番手やギア比について詳しく説明していきます！
リールの選び方
リールには、番手の他にギア比というものが選択肢としてあります。
番手とギア比について、少し掘り下げて説明していきます。
番手について
アジングでは、500番から2500番まで使用すると記載しましたが、具体的な特徴を記載します。
番手の違いは、「糸巻き量」の違いと覚えておけば間違いないです。
結論、1000番または2000番を選んでおけば間違いないです。
| 番手 | 特徴 |
| 500 | 軽量かつ短いロッドと組み合わせるのにGood。 糸巻き量は少ない。 |
| 1000 | アジングにおいては万能。 アジングロッドに大体マッチする。 |
| 2000 | ライトゲームにおいて万能。 1000番同様にアジングロッドに大体マッチする。 1000番と迷った場合はこちらでOK。 |
| 2500 | 重量系のリグを使用するために比較的太いラインを入れる時に使う。 |
ギア比について
商品の表記として、以下のようなものがあります。
- PやPG：パワーギア
- 無印（番手の表記だけ）：ノーマルギア
- HやHG：ハイギア
- XやXG：エクストラハイギア
ギア比は、ハンドル一回転あたりの糸巻き量が違うと覚えてください。
パワーギアは巻取り量が少ない、ハイギヤは巻取り量が多いです。
「パワーギア」や「ハイギア」という言葉については、自転車をイメージしてください。
・1速はパワーが入りやすく自転車を動かすのに最適です。（パワーギア） ・6速はパワーはさほど入りませんが一定の速度で走り続けることに向いています。（ハイギヤ）
具体的にギア比の使い分けを下の表にまとめます。
| ギア比 | メリット | デメリット |
| パワーギア(5.0未満) | ・大きな負荷がかかってもハンドルを巻ける ・巻き始めが軽い ・ゆっくりと一定の速度でルアーを巻いてこれる | ・ルアーの回収速度が遅い。テンポの速い釣りは苦手 ・巻取り中の変化に気づきにくい（巻き感度が低い） ・糸ふけの回収が遅い |
| ノーマル(5.0〜5.7) | ・パワーギアとハイギアの中間 | ・パワーギアとハイギアの中間 |
| ハイギア(5.8以上) | ・ルアーの回収速度が早いので、効率的な釣りが展開できる ・巻取り中の小さな抵抗も感じ取れる（巻き感度が高い） ・糸ふけの回収が早く、風の影響を軽減でき、ルアーの泳ぎ出しが早くなる | ・巻き出しが重たい ・パワーギア/ノーマルギアに対し巻き上げ力が低いため、大物とのファイトがきつい |
釣り方とリールの選び方について
ここまでリールの番手・ギア比についてお話しました。
では、具体的にどういう釣り方でどういうリールを選べばよいか？を記載していきます。
| 釣り方 | 番手 | ギア比 | 理由 |
| ジグヘッド単体 | 1000〜2000 | パワーギア/ノーマル | ・細いラインがメインであるため、ラインキャパは1000〜2000で問題なし ・比較的近距離での釣りであるため、ギア比は低くても問題なし |
| メタルジグ | 2000〜2500 | ノーマル/ハイギア | ・ジグヘッド単体に比べ太いラインを使用するので、2000〜2500を使う ・飛距離が出るため、回収を早める意味でもギア比は速い方が有利 |
| キャロ/スプリット | 2000〜2500 | ノーマル/ハイギア | ・メタルジグ同様 |
| フロート | 2500 | ノーマル/ハイギア | ・メタルジグ同様 |
まとめ
ここまで情報を記載していきましたが、
最初のリールは何を選べばいいの？
という点が気になると思います。
ズバリ最初の1台目のリールは「2000番」「ノーマルギア」をチョイスすればOKです。
２台目・3台目・・・と追加を考えた時に今回の記事が参考になれば幸いです。
具体的な商品の紹介については別の記事で紹介していますので、
そちらもぜひ参考にしてみてください！
＜記事へのリンク＞
以上！よいフィッシングライフを〜。
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